遊牧生活

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ある牧民宅は、夫婦が暮らすゲル、婿夫婦が暮らすゲル、炊事用にしている別のゲルの合計3つのゲルがあり、ひとつの宿営地を構成して家畜の群をまとめて放牧していました。こうしたまとまりは『アイル』と呼ばれています。このアイルでは、ウマ40頭、ウシ30頭、ヒツジ200頭ほどを飼っていて、ヒツジ300頭もいれば、市場経済のもとでなんとかやっていけるそうです。そして夏営地と冬営地は別にあり、およそ20キロの距離をトラクターで移動します。また、別の牧民宅では、春営地3月初旬〜5月、夏営地5月〜8月、秋営地8月〜10月、冬営地11月〜3月と移動をします。4つの家族(夫婦と2人の息子と1人の婿たちのそれぞれの家族)とともにひとつのアイルを構成していて、1日の移動は最大で30キロくらいだそうです。

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