L'ART CULINAIRE AU JAPON(日本の食文化史)

刊行年月2012年
著者名Mares Emmanue仏語訳
刊行者名Mares Emmanue仏語訳

1980年頃から海外における日本食のブームが起こり,現在の世界の大都市では多数の日本食レストランが営業している。フランスでは,ブームに先んじて著名な料理人らにより伝統的な日本料理が最初に正当に評価され,伝統的なフランス料理にとりいれられた結果,1970年代にはじまるnouvelle cuisineが誕生した。以後,日仏の料理の交流はさかんであり,ヨーロッパの言語による日本料理のつくり方に関する本も出版されている。しかし,日本人の食事の歴史や,現代における食事の実態や,飲食物にたいする日本人の価値観などを,外国の読者むけに解説した本はいまだ刊行されていない。本書は食いしん坊の文化人類学者であるわたしが,日本食に興味をもつ海外の人びとに向けに日本人の飲食物の背後にある文化を知ってもらいたいと執筆したものである(著書に添付の著者による「フランス語版への序文」より)。