食文化研究の時代区分

1940-60年代 個別領域での研究の時代(「食文化」という言葉は無かった)
1970年代 学際的な食文化研究萌芽・個人別の研究の時代(「食事文化」・「食の文化」・「食文化」などといった)
1980-90年代 食文化研究隆盛・組織的な研究の時代(「食文化」が定着する)
2000年代〜 食文化研究での博士号取得者登場の時代

食文化研究の動向・イベント

1941年 「民間伝承の会」による全国58地区の食習調査
1960年代 女子大家政学部で食物史がとりあげられるようになる
1970年頃 食に関して学者が論ずることはまだ趣味の時代
食の生産と栄養に関わる農学・水産学・生理学・栄養学、自然科学的な視点からの調理学が主で、文化的視点に欠けていた
1970年代 海外調査資金が得やすくなり、民族学・文化人類学者が増加、食文化研究の成果が出始める
1974年 川上行蔵が「料理書原典研究会」を設立
1980年頃 組織的な食文化研究・イベントが相次いで開始される
1980~83年 味の素㈱主催により食の文化シンポジウム、3年連続開催
1980~85年 国立民族学博物館:共同研究「東アジアの食事文化の比較研究」
1982年~ 味の素㈱主催により食の文化フォーラム(研究集会形式)開始。
1989年(財)味の素食の文化センターに引き継がれ現在も継続中。
1983~91年 国立民族学博物館:共同研究「現代日本における家庭と食卓ー銘々膳からチャブ台へ」
1989年 味の素㈱が「財団法人味の素食の文化センター」設立
図書館を併設し、食文化誌『vesta』の発行開始
1990年 総合研究開発機構「食文化と地域社会」シンポジウム
1992~95年 国立民族学博物館:共同研究「酒と飲食の文化」
2012年 「食の文化フォーラム」(財団法人味の素食の文化センター)30周年記念の会

海外の食文化研究の動向・イベント

1960年代 庶民の生活の視点から歴史を見直すフランス「アナール学派」が誕生し食文化を説明し始める
1981年 第1回オックスフォード大学「食物と料理の国際シンポジウム」開催。以後毎年1回開催している
1984年 食の文化シンポジウム参加者の韓国・李盛雨氏により「韓国食文化学会」ができる。2006年より「社団法人韓国食生活文化学会」
1989年 台湾三商が「財団法人中国飲食文化基金会」設立。図書館・国際シンポジウムの開催・年2回雑誌発行
1989年 「財団法人中国飲食文化基金会」が中国飲食文化学術検討会を開始、以降2年に1回開催している